日食・月食とは?約半年続く影響と自分への読み方

はじめに

新月や満月は約1か月の流れを見るものですが、その中でも特別なのが日食・月食です。

日食・月食は通常の新月・満月よりも影響が大きく、約半年間続く人生や社会の大きなテーマを表すと考えられています。

「食・蝕(しょく)」とは、太陽や月の光が隠される現象を意味します。
昔の人は、太陽や月が何かに食べられたように見えたことから、「蝕」という字が使われるようになりました。

※「蝕」という字は、中国の古い語源書『釈名』で「虫が葉を少しずつ食べるように欠けていく様子」に由来すると説明されています。そのため、太陽や月が欠ける現象を「日蝕」「月蝕」と表すようになりました。現在では「蝕」が常用漢字ではないため、「日食」「月食」という表記が一般的になっています。

今回は、”食”の意味や、自分の出生図でどのように読み解くのかをご紹介します。

日食・月食とは

日食・月食は、太陽・地球・月が一直線に並ぶことで起こる特別な現象。

新月では、太陽と地球の間に月が入り、月の影が地球に落ちることで日食が起こります。

反対に満月では、太陽と月の間に地球が入り、地球の影の中に月が入ることで月食が起こります。

新月や満月のたびに日食・月食が起こるわけではないのは、

月が地球の周りを回る軌道が、地球が太陽の周りを回る軌道に対して約5度傾いているためです。

そのため、普段は月や地球の影が少し上下にずれ、太陽や月を隠すことはありません。

しかし、この2つの軌道が交わる場所(ドラゴンヘッド・ドラゴンテイル)の近くで新月や満月が起こると、太陽・地球・月が一直線に並び、日食や月食が発生します。

占星術では、このような日食・月食は通常の新月・満月よりも影響が強く、約半年間続く大きなテーマや方向性を示す特別なタイミングとして考えられています。

日食・月食となる目安は、

🌑日食:約18.5°以内
🌕月食:約12°以内

月とドラゴンヘッドまたはドラゴンテイルとの離角が、この範囲内に入る場合です。

通常の新月・満月よりも影響が強く、人生の大きな転機や節目となりやすいタイミングと考えられています。

また、毎月の新月・満月が約1か月の流れを表すのに対し、日食・月食は約半年間の大きなテーマや方向性を見るときのベースになります。

ドラゴンヘッド側

未来や成長、獲得がテーマに加わります。

これから長く育てていくものや、新しい人生の流れが始まりやすいタイミングとなりやすい。

ドラゴンテイル側

過去や手放し、浄化、再スタートがテーマに加わります。

これまで続けてきたことや古い価値観、人間関係などを見直し、新しい流れへ進むための節目となるでしょう。

日食・月食は社会の転換点にもなりやすい

また、日食・月食は個人だけでなく、社会全体でも大きな転換点となることがあります。

マンデン占星術では、政権交代や国家の方針転換、社会の流れが大きく変わるタイミングと重なることも少なくありません。過去を遡り検証してみましょう。

本能寺の変は「日食の翌日」に起きていた

織田信長が明智光秀の謀反によって命を落とした本能寺の変。

歴史では「天正10年6月2日(1582年6月21日・ユリウス暦)」と記されることが多い出来事ですが、現在使われているグレゴリオ暦に換算すると1582年7月1日となります。

そして、その前日の1582年6月30日には、蟹座の位置で皆既日食が起きていました。

つまり、本能寺の変は日食の翌日に起きた歴史的事件だったのです。

占星術では、日食は通常の新月よりも大きな転換点を示す特別な新月と考えられています。

もちろん「日食があったから本能寺の変が起きた」と言うことはできません。

それでも、時代の大きな転換となった出来事が、日食の直後に起きていたという事実は、とても興味深い一致といえるでしょう。

政権交代の時も

2009年7月22日には日本で46年ぶりとなる皆既日食が観測されました。

その約2か月後の2009年9月16日には鳩山由紀夫内閣が発足し、自民党から民主党への歴史的な政権交代が実現しています。

イギリス史上最短の45日の在任期間となったバトンタッチも

また記憶に新しいところでは、2022年10月25日の日食では、イギリスでリズ・トラス首相が退任し、同日にリシ・スナク首相が就任しました。

総理大臣退陣も

そして、2025年9月22日には部分日食がありましたが、9月7日に自由民党総裁の職を辞すると石破元総理が会見で発言、そして9月18日、高市早苗氏が石破茂首相(当時)の任期途中の辞任に伴う自民党総裁選への立候補を表明。その後、自民党総裁選が行われ、新たな政権への流れが始まりました。

もちろん、日食・月食だけでこれらの出来事が起こったわけではありません。

しかし、大きな方向転換や時代の節目と重なる例は少なくなく、マンデン占星術では重要なポイントの一つとして考えられています。

自分の出生図と重ねてみよう

日食・月食を見るときは、日食・月食が自分の出生図の何ハウスで起こるかを確認してみましょう。

そのハウスが約半年間の大きなテーマとなります。自分の出生図のどのハウスで日食・月食が起こっているのか見てみましょう。

日食が入るハウス(自身の出生図)はどこで「強制的なリセットと、新しいステージの幕開け」が起こることかがわかるでしょう。

もちろん、これだけでは時期読みはできませんが、自分自身にこの日食はどんなテーマなのか知るには良いでしょう。

これからあなたが集中的に取り組み、新しく開拓していく「人生のテーマ(現場)」が描かれています。

また月食が自分の出生図のどののハウスに入るかでわかることは
(トランジットの月が入る部屋を見ましょう)

月食は「もの大きく光り輝く満月」です。
自分のハウスのどこかで「満了、手放し、あるいは隠れていたものの露呈」が起こることを意味します。

これまで積み重ねてきたことへの「結果」が出たり、もう自分には必要なくなった人間関係や執着を「卒業・手放し」する現場がわかります。

一つのヒントとしてご自身のホロスコープと日食と月食を重ねて調べてみてください。

ちなみに次回2026年8月13日の日食(獅子座新月)は獅子座20°01′57″で起こります。

2026年8月28日の月食(魚座満月)は魚座4°54′06″で起こりますよ。

1ハウス

自分自身、生き方、外見、新しいスタート。

2ハウス

収入、才能、価値観、収入源の変化、自分が大切にしているもの。

3ハウス

学び、発信、コミュニケーション、兄弟姉妹、近距離の移動。

4ハウス

家庭、家族、住まい、心の土台、ルーツ、安心できる居場所。

5ハウス

恋愛、趣味、子ども、創造性、自己表現、愛するものとの出会い。

6ハウス

仕事の現場、健康、日々の習慣、健康管理の見直し、自分に与えられた役割。

7ハウス

パートナーシップ、契約、人との関わり。

8ハウス

共有財産、相続、深い人間関係、心の変化。

9ハウス

専門的な学び、遠出、出版、法律、専門的な研究、哲学。

10ハウス

肩書、社会的立場、キャリア、人生の目標。

11ハウス

仲間、コミュニティ、、未来の目標や希望。

12ハウス

休息、内面、潜在意識、一区切り。

最後に

2027年8月には埼玉県知事選が予定されています。

2027年8月2日には皆既日食がありますが、この日食のascは大野元裕知事の出生図の土星に重なります。

その翌年、2028年7月に予定されている東京都知事選の時期にも日食があります。

小池百合子東京都知事のプログレスも含め、どのような配置となるのか、実際の出来事と照らし合わせながら検証していきたいと思います。

2026年8月皆既日食

noteに記事書いています。