はじめに
アン・ハサウェイと聞くと、『プリティ・プリンセス』のミアを思い浮かべる方も多いかもしれません。
その後も『プラダを着た悪魔』をはじめ、『インターステラー』『マイ・インターン』『オーシャンズ8』『レイチェルの結婚』『アリス・イン・ワンダーランド』など、数多くの作品で活躍してきました。
私自身もこれらの作品を観てきましたが、その中でも特に印象に残っているのが『アルマゲドン・タイム ある日々の肖像』で演じた母親役です。
華やかなキャリアウーマンやヒロイン役の印象が強いアンですが、この作品ではまた違った一面を見ることができ、とても心に残っています。
今回は、先日夫と観に行った『プラダを着た悪魔2』の興奮が冷めないうちに、アン・ハサウェイについて書いてみたいと思います。
アンにとって『プラダを着た悪魔』シリーズはどのような運気の中で巡ってきた作品だったのでしょうか。
また、ミランダ役を演じたメリル・ストリープとの関係性も含めて見ていきます。
先日書いたメリルの記事はこちらです▽
アン・ハサウェイのホロスコープ

アン・ハサウェイが人を惹きつける理由
アン・ハサウェイはasc射手座です。射手座のascは、おおらかで親しみやすく、どこか開放的な第一印象を与えます。
mcは天秤座。
社会的役割としては調和を大切にし、人との関わりの中で力を発揮する配置です。また、人と人をつなぐことも人生のテーマになりやすいでしょう。
そのascルーラーの木星とmcルーラーの金星は、どちらも11ハウス蠍座にあり、どちらもタイトに太陽とコンジャンクションしています。
さらに、木星=太陽/金星(直接、オーブ0.16°)というハーフサムも形成されています。これは芸術的なセンスや誠実な思いやり、社交性を表し、人から好意や援助を受けやすい組み合わせです。
ascとmcのルーラーがともに太陽・金星・木星の組み合わせに関わっていることからも、アンの人生そのものが「人とのつながり」や「多くの人に価値を届けること」と深く結びついているように見えます。
また、11ハウスは仲間や支持者、多くの人々との関係を表す場所です。
アン・ハサウェイが長年にわたり第一線で活躍し続けている背景には、多くの人から愛され、応援されるこの配置も関係しているのでしょう。
無意識に仕事を考える人
月は天秤座10ハウスにあります。
実はメリル・ストリープも月が10ハウスにあり、この点は二人に共通する特徴です。
月が入るハウスは、私たちが理屈抜きで、どうしても一喜一憂しやすくなる「心が一番無防備でデリケートな場所」であり、その人の統括的欲求を表すところでもあります。
10ハウスに月があると、社会的役割)仕事だけでなく、社会的な位置づけとしての「妻の役割」や「母親の役割」なども含めて、公的に認められた肩書きや明確な社会的役割)に対しての統括的欲求を求めやすく、世間から公認された自分の立ち位置が、そのまま心が「ここにいていいんだ」と安心できる居場所になりやすいです。
だからこそ、「自分には社会的な役割や居場所がちゃんとあるだろうか」という点に対して、どうしても敏感になって心がグラグラと揺れ動きやすくなることもあるでしょう。
アンやメリルの月は10ハウスにあるからこそ、与えられた仕事や社会的役割に対してどうしても無意識に「自分が力を注がなければいけない、頑張らなければいけない」というふうに捉えて、全力を尽くして頑張っていた一つの理由とも言えると思います。
さらに月が天秤座にあることで、人との関係性を大切にし、相手の立場を自然と考える傾向があります。
調和を重んじるため、自分だけが目立てば良いという考え方にはなりにくく、周囲とのバランスを取りながら進んでいくのでしょう。
俳優という仕事は、共演者やスタッフとの共同作業でもあります。
アン・ハサウェイが長年にわたり活躍を続けている背景には、この月天秤座らしい協調性や対人感覚もあるように感じます。
妥協を許さないプロフェッショナルな一面
土星と冥王星は天秤座でコンジャンクションしています。
これは世代共通の配置ですが、アンの場合は10ハウスに入っています。
そのため、このエネルギーが仕事や人生の方向性に強く表れやすいのでしょう。
10ハウスの土星は責任感を、そして冥王星は徹底性や極限まで掘り下げる力を与えます。
この二つが10ハウスで重なることで、アンは仕事や人生の目的において非常にストイックで、強い責任感やこだわりを持つのではないでしょうか。
中途半端な妥協を許さず、自分が納得できるところまで追求する。
だからこそ、作品ごとに高い評価を受け続けているのだと思います。
『プラダを着た悪魔』が巡ってきた2006年
2006年、『プラダを着た悪魔』公開当時の進行図を見ると、とても象徴的な配置が見られます。
pascがn火星にコンジャンクション。
自分自身を前面に打ち出していくタイミングです。
さらに、p太陽/金星=nasc(直接)が形成されています。
魅力や価値が周囲に伝わりやすくなり、人気や評価につながりやすい配置です。
アンはこの作品によって世界的な知名度を獲得しましたが、この配置を見ると非常に納得感があります。
また、p太陽とn月がセクスタイル。方向性と気持ちが自然に噛み合っているときでもあったのでしょう。
そして、p天王星=p太陽/木星(直接)も形成されています。
これは人生の可能性が大きく広がることや、予想外の飛躍を示す組み合わせです。
アン・ハサウェイにとって『プラダを着た悪魔』は、まさに人生の方向性を大きく押し広げた作品だったのだと思います。
20年後の『プラダを着た悪魔2』
そして2026年。『プラダを着た悪魔2』の時期を見ると、
p太陽とp月が120度。
内面と社会的活動が自然に噛み合いやすくなる時期です。
これまで積み重ねてきた経験や努力が形になりやすく、自分らしさを無理なく発揮できるタイミングでもあります。
さらにこの時期は、pmcが出生図の金星に重なっています。
金星はアンにとってmcルーラーであると同時に、5ハウスルーラーでもあります。
そのため、社会的評価や仕事での注目だけでなく、子どもや喜びごと、創造性といったテーマにも光が当たりやすい時期と言えるでしょう。
『プラダを着た悪魔2』で再び世界的な注目を集める一方で、プライベートでも人生の喜びが大きく広がっていく流れが感じられます
また、p木星=p天王星/mc(直接)が形成されています。
これは社会的立場やキャリアにおいて新しい可能性が広がる配置です。
2006年にも木星と天王星がハーフサムで関わっていました。
人生を大きく変えた作品が、20年後に再び巡ってくる。
そしてそのタイミングで再び注目を集める。
非常に象徴的な流れだと感じます。
私自身も過去に、p木星/天王星やn木星/天王星にp太陽やpmcが関わった時期がありました。
その時は思いがけない喜びや幸運につながる出来事を経験しています。
また、メリル・ストリープの2006年『プラダを着た悪魔』公開時にも木星・天王星のハーフサムが形成されていました。
アンとメリルにとって、『プラダを着た悪魔』シリーズは人生の飛躍と深く結びついた作品だったことが星に記されていますね。
『プラダを着た悪魔2』企画始動の頃
アン・ハサウェイの進行図を見ると、『プラダを着た悪魔2』の企画始動からクランクインまでの流れと重なる興味深い配置が見られます。
2024年、続編企画が動き出した頃には、pmcがn木星に重なっていました。木星は発展や拡大、可能性を象徴する惑星です。
約20年の時を経て、『プラダを着た悪魔』という代表作が再び動き始めたタイミングに、この配置が重なっているのはとても象徴的です。
そして2025年、クランクインを迎えた頃には、pmcがnmcルーラーであるn金星に重なります。金星は魅力や価値、人から愛される力を表します。(その流れは2026年9月頃まで)
社会的な立場や役割を示すpmcが金星と重なることで、自身の魅力や価値が仕事を通して表れやすくなる時期と言えるでしょう。
『プラダを着た悪魔』はアン・ハサウェイの代表作の一つですが、その続編が動き出した時期に、こうした配置が重なっているのは興味深く感じます。
メリル・ストリープとの関係性
メリル・ストリープとの関係性も見てみましょう。
お二人のホロスコープを重ねると、アンの太陽とメリルの金星がタイトなトライン。
さらに、アンのdesにメリルのPoFがコンジャンクションしています。
太陽と金星の調和的なアスペクトは、相手の魅力や価値観を自然に受け取りやすい組み合わせです。
一緒にいることで、お互いの良さが引き出されやすい関係とも言えるでしょう。
また、アンのdesにメリルのPoFが重なることから、メリルとの出会いはアンにとって非常に意味のあるものだったのではないかと思います。
メリルによって、アン自身の世界の見え方や人との関わり方において新しい扉が開かれたのかもしれません。
『プラダを着た悪魔』シリーズが大きな成功を収めた背景には、二人のこうした相性の良さもあったのでしょう。
2026年第3子妊娠
そして、この記事を書いている最中の2026年6月19日、アン・ハサウェイは自身のInstagramで第三子妊娠を発表しました。
白い衣装に身を包み、ふっくらとしたお腹を見せながら微笑む姿がとても印象的でした。
少し前にも描きましたので重複しますが、pmcが出生図の金星に重なっていましたよね。
金星はアンにとってmcルーラーであると同時に5ハウスルーラーでもあります。
『プラダを着た悪魔2』による再注目だけでなく、人生の喜びや大切な人とのつながりにも光が当たる時期を迎えているのでしょう。
おわりに
先日テレビでアン・ハサウェイが、普段どのような服装をしているのか聞かれた際、
「理想的なスタイルは、仕事の打ち合わせからそのまま息子のバスケットボールの試合に行けるような、イケているけれどリラックスしたもの。2秒後には頭にボールが飛んでくるかもしれないしね」
と笑いながら答えていました。
さらに、アンがバスケットの試合に来たらみんな驚くのではない?と聞かれたら
「そうやって息子たちを勝たせるの」
とユーモアたっぷりに場を和ませていました。
そして、普段は目立たないようにキャップをかぶっているそうですが、「ニューヨークはクレイジーなことばかり起きる街だから、誰も気にしない」と自然体に語っていました。
世界的なスターでありながら、どこか肩の力が抜けていて親しみやすい。
そんな姿からはasc射手座らしい大らかさを感じます。
また、周囲を気遣いながら場の空気を和ませる受け答えには、月天秤座らしい調和力も表れているように思いました。
洗練された美しさと親しみやすさ。
華やかさと自然体。
その両方を持ち合わせていることが、アン・ハサウェイが長く愛され続ける理由なのかもしれません。
アン・ハサウェイに敬意を表して。
現在募集している伴走プログラムはこちらから▽(今期の募集は6月末までです)
新月読みや満月読みはnoteに書いております。
読んでみてください。




